寒い日が続きますが
みなさん、体調はいかがでしょうか?⛄
朝晩の冷え込みや日中との寒暖差が大きくなるこの時期は、
自律神経が乱れやすく、
体も心も疲れを感じやすくなります。
寒暖差で疲れがなかなか取れない
理由はないのに気分が落ち込みやすい
このような不調を感じている方も多いのではないでしょうか
今回は、医学的・生理学的な視点から
「睡眠」についてお話ししたいと思います。
睡眠は“自律神経と回復力”を支える基盤
睡眠は人生の約3分の1を占め、単なる休息ではなく、
身体を修復し、機能を調整するための重要な生理現象です。
睡眠中には、
脳の情報整理・記憶の固定
成長ホルモンの分泌による細胞修復
自律神経の調整
免疫機能の回復
造血機能の維持
などが行われています。
特に重要なのが、 交感神経と副交感神経の切り替えが適切に行われることです。
良質な睡眠は、副交感神経が優位になる時間をしっかり確保することで、 心身の回復力を高めます✨
日本人の約5人に1人が睡眠障害を抱えています
日本では、約5人に1人が何らかの睡眠トラブルを抱えていると言われています。
寝つくまでに時間がかかる(入眠障害)
夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
早朝に目が覚めてしまう(早朝覚醒)
睡眠時間は確保しているが熟睡感がない
これらは一時的なものではなく、
生活習慣・環境・身体状態・心理的ストレスが複雑に関与して起こります
睡眠を妨げる主な要因
医学的にみると、睡眠の質を低下させる要因は大きく4つに分けられます。
① 睡眠環境
寝室の明るさ・温度・湿度
騒音
寝具が体に合っていない
② 身体的要因
冷え
首・肩・腰などの痛み
かゆみ、頻尿
③ 生活習慣
アルコール・ニコチン・カフェインの摂取
運動不足
夜遅い食事
④ 心理的要因
不安や悩み
イライラ
緊張状態が続いている
睡眠不足が続くと起こる影響
慢性的な睡眠不足は、次のようなリスクを高めます。
集中力・記憶力・判断力の低下
うつ・不安障害などの精神的不調
免疫力低下による感染症リスク増加
ホルモンバランスの乱れによる体重増加
高血圧・糖尿病など生活習慣病のリスク増加
交通事故や転倒などの事故リスク増加
睡眠は「後回しにできるもの」ではなく、
健康を守るための最優先事項と言えます
医学的にすすめられる睡眠改善のポイント
◼︎ 入浴で深部体温をコントロールする
就寝の60〜90分前に、38〜40度のぬるめのお湯に15分ほど浸かりましょう。
入浴により深部体温が一時的に約0.5度上昇し、
その後ゆっくりと低下します。
この「体温が下がる過程」が自然な眠気を引き起こします。
◼︎ 朝日による体内時計(概日リズム)の調整☀️
体内時計(概日リズム)は、約24.2時間周期で動いており、
毎日リセットしないとズレが生じます。
このリセットに最も重要なのが光刺激です。
必要な明るさ:2500ルクス以上
一般的な室内照明:約500ルクス
朝起きてすぐに朝日を浴びることで、
体内時計がリセットされ、夜に自然な眠気が訪れやすくなります。
一方、夜間の強い照明(コンビニ・スマートフォン)は
体内時計を遅らせる原因となるため注意が必要です。
◼︎ 朝食と空腹時間で末梢時計を整える
脳だけでなく、内臓にも体内時計(末梢時計)が存在します。 これを動かす重要な刺激が「朝食」です。
夕食後の間食を控え、 夕食から朝食までの空腹時間を長く保つことで、 体内時計のリセット力が高まります。
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