僕がスポーツジムに通い始めた頃のことです。
周りでベンチプレスを軽々と持ち上げている人たちを見て、
そのマネをしながらトレーニングをしていました。
筋力は徐々にアップしていきましたが
その一方で肩・肘・手関節など、いくつかの関節を痛めてしまいました…
実は、トレーニングで痛めやすい部位の多くは「関節」です。
関節の中には空間(関節腔)があり、
力任せに負荷をかけると物理的な限界を超えてしまいます。
関節に負担をかけないために大切なのは
・適切な重さ
・角度
・フォーム
その後、改めて勉強し直し、
正しいフォームを意識し、関節にはサポーターを着用するようにしました。
すると、痛みなく筋トレができるようになり、
徐々に重りの負荷も増やしていくことができました
正しいフォームかどうかは、
実際にやってみないと分からないことも多いものです。
「関節を痛めそうだから…」
「正しいフォームが分からないから…」
だから筋トレはしない!
ではなく、
まずはやってみること。
そして、「なんだかいつもと動きが違うな?」と感じたら、
フォームを見直し、修正していく。
やらない選択より、やる選択を。
それでも不安が強い方は、
パーソナルトレーナーのもとでマンツーマン指導を受け、
正しいフォームを学ぶことをおすすめします。
運動だけでは不十分。栄養と休養の大切さ
筋トレ後に特に大切なのが、
「栄養」と「休養」です。
休養については、しっかり体を休ませることが基本なので、
比較的イメージしやすいですね。
理想としては、6〜7時間以上の睡眠が確保できると良いでしょう
一方で、「栄養が大切」と分かっていても、
実践できていない方は少なくありません。
せっかく筋トレをしても、
不足した栄養を身体に補ってあげないと、
疲れとして残って終わってしまいます。
筋トレをしていない日でも、
日々の仕事や家事で身体は意外と動いています。
だからこそ、日頃から栄養を意識することが大切ですね。
筋肉にとって最も重要な栄養素は、やはりタンパク質です
目安として、
1日に必要なタンパク質量は
「体重(kg)=g」と考えると分かりやすいです。
例)
体重60kgの方 → 1日あたり約60g
高齢の方は、体重×0.8g程度でも問題ありません。
(例:50kgの方なら約40g)
一方、運動量が多い方は、
体重×1.2g程度まで摂取できると理想的です。
「タンパク質の摂りすぎは腎臓に負担がかかる」
と言われることもあります。
確かに事実ではありますが、
日常生活の中で“過剰摂取”になるほど摂れている方はほとんどいません。
※腎臓のご病気で治療中の方や通院されている方は、必ず担当医にご相談ください。
筋トレによって筋肉に適度なストレスを与え、
そこに正しい栄養と休養を組み合わせることで、
筋肉の発達が期待できます
筋肉を鍛えることは、
将来のケガや不調を防ぐ予防医療の一つでもあります。
だからこそ、
「痛みを我慢して続ける運動」ではなく、
身体に合った運動・栄養・休養を選ぶことが大切です。
京命クリニックでは、
症状が出てからの治療だけでなく、
不調を繰り返さない身体づくりを大切にしています。
運動や身体の使い方で不安がある方は、
お気軽にご相談ください